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教えこっ!
 
~地産地消~

「地産地消」の浸透は、流通過程が短くなり、地域の監視のもと地詐称を困難にさせることが期待されている。地域の農産物を手軽に手に入れる場所としては、農産物直売所があり、「道の駅」が設置され、地域産品の総合的販売所として脚光を浴びるようになるとともに農産物直売所の役割も見直されつつある。
遠距離輸送には大量の燃料・エネルギーを必要とする為、輸送する際にかかるエネルギー・CO2排出量等のコストから考えると、【地産地消】ならば不必要なエネルギー消費・排出削減が可能なCO2であると考えられている。

そんなわけで、第1回「教えこっ!」は...

創業10年、加古川の洋食家で、現在は地元野菜にこだわりをもっている「TANNTO屋」のオーナー 杉浦さんにお話を伺ってみました。
 

編:
実際に「地産地消」を始めたきっかけって何だったのですか?

杉浦氏:
実は現在話題になっているような意味で始めた訳ではなかったんです。(笑)地域を活性化させたい、「加古川」をどこまで広めることができるかと考えたときに、「地元のモノ」にこだわってみたいと思ったんですよ。


編:
「かつめし」みたいな感じにですか?

杉浦氏:
実際には流通して、外部(県外)に伝わっていけたらいいとは思っています。例えば長野の高地の水のキレイなところで育った野菜みたいにブランドがつけば...、だから、加古川ブランドになるように料理人として地元の食材をおいしく召し上がっていただくことで徐々に広めていければと思っています。

 

編:
「地産地消」にこだわってみてよかったことってありますか?

杉浦氏:
このこだわりはまず地元農家さんの協力があって初めて成り立つと思っています。農家の方にとって私は買い手になるので、ある意味フェアな関係が成り立たないということがあります。でも農家の方と「お互いの声が聞こえる位置」に立った時、お互いが意見を出し合って、様々な特有の野菜など作ってみたりして料理としてお出しすることができています。そして、友人として農家の人たちと付き合えることが本当にいいことだと思っています。

 

編:
では逆に、大変だなと思うことは?

杉浦氏:
「地元のモノ」ということを伝えることでしょうか?たとえば、「加古川産サニーレタス」と言っても口に入ったときに「うん!これが加古川のサニーレタスか!」とはなかなかならないと思います。スーパーにも並ばないので珍しいのですけど...。

 

編:
そうですよね、相当変わった味でもすれば別ですけどね。

杉浦氏:
でも、自信を持って、というか後ろめたさみたいなものはないですね。

 

編:
地場産ということに自信があるということですね。

杉浦氏:
そうなんです。実は先日地元の畑をまわるツアーをしました。

編:
地場産ツアーですか?

杉浦氏:
大人も子供も畑でオクラなんか取ったりして、それをお店に持ち帰って私が料理をしてお昼に食べてもらったんです。

編:
なんか、おいしそうですね。とれたて食材をお料理になんて。

杉浦氏:
はい、その時に皆さまに野菜についての質問をしてもらったんです。本当に様々質問がありました。普段食卓に並んでも話されないようなことが、直に畑に触れて興味をわかすものであれば次回もやっていきたいと思います。

 

編:
他にありますか?

杉浦氏:
やはり、天候に左右されることです。今年の暑さもかなり堪えました。地元のモノなので、代わりがきかないですから。

 

編:
なるほど。

杉浦氏:
それと、すごいプレッシャーがあります。

 

編:
それは、どのような?

杉浦氏:
やはり「地産地消」を謳うからには、お客様に「おいしい!」と思われる料理を作らなくてはならないし、野菜を作ってくれている農家の方々にも「素材を上手く使っているね」と思われるものを作らなければないとういうことです。

 

編:
頑張ってください!最後に杉浦さんにとって「エコ」って何ですか?

杉浦氏:
「大地に生きているものだからこそ、やっていく事」だと思います。


杉浦さん、今回は本当にありがとうございました。実は杉浦さんは「ひがし播磨産ヘルシーメニュー広告特使」にもなられて、地元密着の活動もされています。
「地産地消」とは、本当に地元の為に何かしてみたいという思いから始まったことなのだと思いました。一軒の洋食家として、地元の農家・そして料理を食べに来るお客様へと地元の良さを伝える気持ちが「地産地消」というカタチになっていると思います。